鈴木清一回顧展速報!

 総来観者数のべ1,812人
ギャラリー設立以来の新記録となりました
本当にありがとうございました。

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回顧展速報&回顧展を振り返って(2001.10.18更新)
 回顧展の詳細  開催の舞台裏

2001年10月11日午後から始まった『郷土の洋画家・鈴木清一回顧展』は、16日午後5時に終わりました。最終日は東京、厚木、新潟、倉敷などの遠方からの来観者が目立ちました。
最終日の来観者数は313人で、会期中の累計来観者数は当初の予想をはるかに上回る1,812人に達しました。これはこのギャラリー開設以来の新記録だそうです。
ご来観下さったみなさまに厚くお礼を申し上げます。

▲会場の「こうべまちづくり会館」。
 画像右下に、本回顧展のポスターが見えます。6日間、お世話になりました!



▼初日には多くの方からお祝いのお花が届き、さっそく会場のあちこちに飾られました

10月11日午後1時から神戸・元町通のこうべまちづくり会館ギャラリーで始まった「郷土の洋画家・鈴木清一回顧展」に、この日の午後だけで200名近くの入場者があり、閉館時間の6時まで客足の絶えることがありませんでした。来観者の中には、遠く富山県、千葉県、埼玉県から来られた方や、赤穂市、龍野市、姫路市、高石市などの比較的遠方からの方もありました。



終了してから整理した項目を随時追加しています(2001.10.18更新)

●最終日:2001年10月16日(火) 入場者数:313名

●第5日目:2001年10月15日(月) 入場者数:374名

●第4日目:2001年10月14日(日) 入場者数:386名

●第3日目:2001年10月13日(土) 入場者数:301名

●第2日目:2001年10月12日(金) 入場者数:253名

●第1日目:2001年10月11日(木) 入場者数:185名(午後のみ)


●回顧展終了後に追加したこと(2001.10.18更新)

鈴木清一回顧展では、清一にむかし絵を教わったという方や、清一の作品を持っているという方や、清一の古い風景画が何処を描いたものかを教えてくれる方が現われたり、清一が写った古い写真を届けてくださった方がいるなど、思いも掛けないようなハプニングがありました。

清一が描いた肖像画が公開
▲会場へ来られた方が、清一が色紙に描いた肖像画を出して見せているところです。来観者の間からはどよめきのような歓声があがりました(撮影:和佐昭氏/トリミング編集あり)。


2001年10月16日(火)
 
10月15日 10月14日 10月13日 10月12日 10月11日

大盛況のうちに幕を閉じた回顧展、予想を大きく上回る来観者数で、ギャラリー設立以来の新記録となりました。遠方よりお運びくださった皆さん、ご協力くださった皆さんに、この場を借りて心から感謝申し上げます。

自画像と実行委員長
▲閉館直後。父・清一の自画像と記念撮影するのは、回顧展の実行委員長を務めた清一の三男。
来観者の皆さんありがとう!スタッフの皆さんお疲れさま!



最終日、会場のご感想ノートに書き込まれたメッセージです
ポストカードセット ●感動しています。戴いた絵葉書は大切に額縁に入れて、励みにします。ありがとうございました。

●一番好きなのが『小菊』、いただいた絵葉書の中にそれがあって感激、うれしい!心暖まる絵にお会いできて大変幸せに思いました。誠実なお人柄が偲ばれ、いつか何処かでお会いしたことがあるようなそんな気がしました。新聞で見かけ、出かけようと思い、出てきてよかったと思っています。幸せなひとときにありがとうございました。

(編注:来観者の方には受付でご記帳いただくとともに、出品目録と清一の代表作のポストカードセットが無料で配られました)

●久しぶりに本物のプロの油絵を見た思いです。特に惹き付けられた作品は『リボンの少女』『婦人像』『自画像』『赤松の林』『水戸桜山の秋』『月見山風景』『早春の山』『明石公園』『青い皿のある静物』『室津の梅』『篠原本町の庭』であります。また、八千代さんの『マーガレット咲く』と『秋の実り』の清新で優しい作品にも感じ入りました。ありがとうございました。
(編注:「八千代さん」は清一の最愛の妻。当時としては珍しい恋愛結婚で、清一より先にガンで他界しています。清一は病床の妻に絵を描くことを勧め、今回の回顧展では八千代の作品も展示されました)
●今回の展覧会、大成功でした。おめでとうございます。これだけの作品を各地から集められ、本当にご苦労されたと思いますが、それだけの価値があったと思います。鈴木先生に絵を教えて頂いてほぼ50年。それがきっかけで今日の趣味、自ら挑戦できるテーマを持ち得たのは先生のお陰と感謝しています。長い間先生に教えて頂きながら、本格的な作品を拝見するのは今回が初めてです。ずいぶん幅広くご活躍されたものだと思いつつ、一方それぞれに奥深いものだなということを改めて感じているような次第です。ありがとうございました。(編注:かつての清一の生徒さんより)
●不思議な懐かしささえ感じる直に心を暖められるような感じがしました。戦争の逆の犠牲者だったことに、さぞ残念なことだったでしょうが、それだけに、より自分とその愛する者達にのみ描かれた絵、それでこんなに暖かいのでしょう。良い展覧会を見せて頂いてありがとうございました。
●渡欧のご経験はない由、しかし、欧州の香りが濃厚に漂う作風に、観る者すべてがひき込まれていく感があります。神戸という土地柄か、作者の天性のものの見方、感じ方か‥‥大作の迫力も素晴らしいが、小品の中に構図の揺るがざるどっしり感を感じる。画材は多様ながら、統一感のある展示会になっており、この空間において父と子の交感が実現されているように感じた。そこには耕三氏の眼を通して、父・清一氏の世界が実現されている。素晴らしい回顧展です!
●本日はまことにありがとうございました。観賞後、涙が溢れてこんなに感動に浸らせていただいたのは私にとって初めてでございます。強く感動する絵がたくさんたくさんありました。偉大な天才画家が存在なさっていらしたことを年月を経た今日実感させていただきました。素人の私が今、生まれたてのように感じられる作品群から、こんな感動をいただいておりますので、今後沢山の人々に、これらの絵とのめぐり会いのチャンスが生まれるよう心から願っております。鈴木清一先生の作品から受けた感動を、僭越ですが、絵を学ぶ方々によって未来の絵の作品となって私たちに感動を与えていただきたいと願っています。




2001年10月15日(月)  
 
10月14日   10月13日   10月12日   10月11日

月曜日の今日はお客さまが減ると予想していましたが、午後6時の閉館までに374人もの方がお見えになり、初日からの来観者は累計で1,499人となりました。

動物を描いた作品
▲風景や静物画を特に好んで描きましたが、大作『孔雀』をはじめ、時には動物に目を向けることもありました。今回の回顧展では、そんな動物をテーマにした作品もご覧になれます。


来観者の方の「声」

会場の一角に、実行委員会メンバーが開催間近になって思いついたアイデア──ご感想などを書いていただける雑記帳を置くことになりました。清一が好んだ色を気にしながら、表紙色を違えて3冊のノートを用意。今回の回顧展やWebページのシンボルとなった「清一アイコン」を表紙に貼りました。
そこに記された来観者の方々のメッセージ──関係者も感無量の想いで読ませていただいています(お書きくださった皆さん、この場を借りて御礼申し上げます)。ご感想の一部をご紹介しましょう‥‥

回顧展オリジナル雑記帳

▲皆さまのご感想が綴られた“回顧展オリジナル雑記帳”です
●神戸新聞の記事を見て、神戸にゆかりの画家、これは是非ものと伺いました。鈴木清一さんはまったく知りませんでした。或いは「兵庫ゆかりの画家たち」(伊藤誠著)には載っていたのでしょうが、作品を見ていないと記憶にとどまりません。
拝見して黒田清輝の影響を感じさせるモチーフやマチエ−ルの作品をはじめ、当時の美校で学ばれた同僚の作品に勝るとも劣らない秀作たち。やはり埋もれていてという残念さ、悔しさを禁じ得ません。知名度の高さが、その人の画業を評価するものではありません。
●人目に触れることの少なかったであろう作品たちが、いきいきと輝いていました。素晴らしい神戸の絵画展。
●正統的で心に強くひびく絵を久しぶりに拝見し、大変感銘をうけました。沢山の人々が熱心にご覧になっているのにも敬服しますが、ご尊父様とその作品のすばらしさ、そして鈴木様の熱意の結果でしょう。(編注:実行委員会代表は清一の三男)
●どの作品にも絵に対して限りない愛情が注がれていて、見る者をなごませて下さいます。神戸に此の様に素晴らしい先生が居られたことを知り、とても嬉しく思います。次回も開催されることを心よりお祈りして居ります。ありがとうごさいます。


2001年10月14日(日) 10月15日 10月13日 10月12日 10月11日

4日目の今日は、お天気に恵まれた日曜日とあって、386人ものお客さまがギャラリーにお見えになり、初日からの4日間の合計では1,125人の方が会場を訪れたことになります。会期はあと2日間を残すだけとなりましたが、この調子でいけば1,500人近くのお客さまに来て頂くことになりそうです。
この展覧会をどこで知りましたかという質問に対して、パンフレット、新聞、テレビという答えと並んで、この展覧会を観た友人や知人に強く奨められたとお答えになった方が多かったように感じました。また、昨日と一昨日に続いてもう一度観るために来たとお答えになった方が何人もいらっしゃいました。中にはもう一度来るからと言ってお帰りになる方もありました。

鈴木清一の作品を所蔵していると申し出られたお客さまや、所蔵作品を会場まで持って来られたお客さまもいらっしゃいました。鈴木清一回顧展実行委員会事務局では、鈴木清一作品総目録の編纂を企画しているため、このような情報提供は極めて貴重なものです。皆様のご協力をお願いする次第です。


パステル画『風景』
▲本展覧会に出品中のパステル画『風景』は制作年と場所を特定できないままになっていましたが、今日の午後お見えになった神戸市西区神出町にお住まいのお客さまから「この絵は神出町のわたしの所を描いたもので、この絵に描かれた建物は現在も残っています」という驚くべき情報がもたらされました。また、制作年は第二次大戦末期であることも判明しました。




2001年10月13日(土)   10月15日 10月14日   10月12日   10月11日

第3日目の今日は、午前10時の開館と同時に入館者が増え始め、夕方までに301人が入館しました。これで初日以来の来観者数は739人となりました。これらの中には横浜市、名古屋市、姫路市、奈良市、京都市などの遠方からの来観者もありました。



本日は、来観者の方のご感想をご紹介します
来観者の方のコメント
精魂込めて制作されたお心遣いが伝わってきて、本当に眼の保養になりました。偉大な画家でいらっしゃったことを初めて知りました。
鈴木清一先生の美しい作品をありがとうございます。先生のお人柄をしみじみ感じました。神戸の名誉としていつまでも残るように祈ります。
初めから終わりまで感動しっぱなしでした。私も絵の勉強をしていますが、なかなか旨く描けませんでしたが、今日はとても良い勉強になりました。何度も何度も見せていただき、眼に焼きつけました。
絵を通しての思い出を語る人々の姿、絵画にまつわる丁寧な説明、鑑賞するものにとって「心暖まる」展覧会のムードに「満足」した気持ちにさせていただきました。



2001年10月12日(金) 10月15日 10月14日 10月13日 10月11日 

回顧展第2日目も大勢のお客さまが会場へお越しになりました。

会場にはイスが設置してあり、ご年輩の方、ゆっくりご覧になりたい方に好評です。イスに座っておられる方が手にしているのは、入口で配られる展示物目録と作品要覧。展示作品にまつわる制作背景やエピソードが紹介されており、違った面から作品を鑑賞していただけます。


▲この写真は1940(昭和15)年に神戸に初めてできた美術館といわれる南蛮美術館の開館記念として撮影されたものです。
南蛮画の屏風を前に、前列左から大塚銀次郎(神戸画廊)、川西英(版画家)、 林重義(画家)、谷崎潤一郎(作家)、池長孟(南蛮美術館館長)、後列左から鈴木清一、小磯良平(画家)、竹中郁(詩人)の各氏が写っています。
この貴重な一枚は、本会場を訪れた池長孟氏のご子息・池長廣氏から頂いたものです。


▲回顧展の開催に際して菊池辰重氏の肖像画を貸し出して下さったご親族が、はるばる水戸から来観されました(※ 鈴木の生地は茨城県水戸市)。


▲絵画以外に、ろうけつ染めの作品も展示されています。



2001年10月11日(木) 10月15日 10月14日 10月13日 10月12日

初日とあって、神戸洋画界のオピニオンリーダーが次々と来観され「非常に素晴らしい展覧会である、今こそ鈴木芸術を再評価すべきである」とのコメントを頂きました。元町画廊のオーナー・佐藤廉氏は「こんな実力のある画家が今まで埋もれていたのは本当に惜しいことだった」との印象を語られたのが印象に残りました。

一般の来観者の中からは「神戸にこんな素晴らしい画家がおられたことを知りませんでした。知り合いにも伝えます。」との声が多く聞かれました。
曾て鈴木の指導を受けたことがあるという女性は「先生の手ほどきにより、今日のわたしの人生があるのです。本当にありがとうございました。」と涙ながらに語って下さいました。
また、他の女性は「1950年代の日本は貧しかったけれど、その時に素晴らしいものを先生から沢山頂きました。そのお陰で今も豊かな心でいられることを改めて感謝いたします。懐かしい作品を胸を熱くして拝見し、20代の娘になった思いで帰らせて頂きます。」とのコメントを書いて下さいました。鈴木が教え子に与えたものが如何に大きなものであったかを窺い知ることができると思います。

(実行委員会代表:鈴木耕三)


▲初日の様子。回顧展の大作のひとつ、『孔雀』に見入る人たち。
左側にかかっているのは鈴木の自画像です。



展示順路の様子




ゲストブックも置いてあります

▲順路の一角に置いてある「ご感想ノート」にメッセージをくださる方




●第5日目:2001年10月15日

●第4日目:2001年10月14日

●第3日目:2001年10月13日

●第2日目:2001年10月12日

●第1日目:2001年10月11日


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